【導入事例】就活前のキャリア形成プロジェクト「そだラボ」でキャリアストームを活用

研修提供:株式会社勁草パートナー
     西川和予(キャリアストーム認定インストラクター)
主催  :株式会社そだてる
対象  :大学生
時間  :2時間

 

主に就活をはじめる前の学生が、「仕事とは何か?」「幸せな就職とは何か?」「何を身につければ幸せな仕事に就けるか?」を学ぶための半年間のプログラム「そだラボ」の中で「キャリアストーム」を採用いただきました。 

1.「キャリアストーム」導入の背景

「ESの書き方」のような就活のやり方を学ぶプログラムではなく、楽しみながら仕事やキャリアについて主体的に考えることを目的としたプログラムを企画する中で、主催者である(株)そだてるの代表がキャリアストームのことを知っておられたことから、カリキュラムに入れたいとお声がけいただきました。
「そだラボ」は(株)そだてるの長期インターンシップに参加している学生が運営しています。キャリアストームを実施する際の狙いについて、事前に学生運営メンバーと話し合い実施しました。

2.プログラム

全6日間の「そだラボ」のプログラムの中で、3日目の「自身のキャリアを考える」がテーマの日にキャリアストームを実施しました。
そだラボは各日3時間のプログラムであり、そのうち1時間はサポート企業様と参加学生の意見交換や交流の時間にあてられているため、キャリアストームは2時間以内で実施することになりました。キャリアストームダイジェスト版(90分版)をベースにし、次の条件で実施しました。

ダイジェスト版の仕様

・練習(1期)+40代まで(4期)

・値観のワークや家族は扱わない

・ストームカードは使用しない

・D社も出現しない

・内容はお仕事編とし目標は残高とする

参加人数が当日まで定まらない中、6人卓×2で、参加者が12人以上となった場合には運営サイドとして参加している学生が2人1組でゲームに参加することとしました。当初は最大20名の参加を見込んでいたものの当日は13名で、1組だけが2人での実施となりました。
そだラボのサポーター企業様3社もゲームの様子をご見学いただきました。

 

3.参加者の反応

限られた時間の中で慌ただしい進行になりましたが、みんな楽しんで参加していました。
就活を始めた3年生や就活を終えた4年生は特に、キャリアストーム内で行う「会社への応募」はかなりリアルに感じたようです。
スキルを身につけないと収入も増えない、会社にも応募できない、ということもよく理解できたようでした。
30代、40代では起業する人も出てきて、多様な働き方にも興味を持ったようでした。
今回は残高を目標に進めましたが、実際には仕事以外(家族や趣味)の時間を大切にしたい、などワークライフバランスも重要であることを振り返り講義で伝えました。

アンケート結果(抜粋):

キャリアストームの満足度(5段階)

 5. とても満足している 10

 4. 少し満足している  0

 3. どちらともいえない 0

 2. 少し満足していない 0

 1. 全く満足していない 0

イベント全体を通して参加する前と後でキャリアに対する気持ちに変化がありましたか?(5段階)

 5. とても変化があった 3

 4. かなり変化があった 4

 3. やや変化があった  2

 2. 少し変化があった  1

 1. 全く変化がなかった 0

キャリアストームの実施には全員が「とても満足」との回答、キャリアに対する気持ちの変化についても程度の差はあれ全員が変化があったと回答しており、何らかの気づきを得て帰ってもらえたと思います。

 

「そだラボ」の取り組みは(一社)キャリア共育プロジェクトのキャリア共育フェスに移管しました。一般社団法人キャリア共育プロジェクトは「Happyキャリアを共に育む」を理念とし、学生も社会人も自分にとっての「幸せな人生」「幸せなキャリア」を改めて考え、それを実現するために行動できる社会を目指しています。
ご興味があればぜひ下記よりお問い合わせください。

 

お問い合せ先:info@career-kyoiku.jp