【導入事例】お客様の人生により貢献するためのキャリアストーム研修(サービス業様/入社3年目)

研修提供:株式会社ケイキャリアパートナーズ
     網まどか(キャリアストーム認定インストラクター)
業種  :サービス業
受講者 :入社3年目一般従業員
時間  :8時間

3年間にわたる新入社員の基本的な育成期間の総括として、キャリアストーム研修を実施させていただきました。

1.「キャリアストーム」導入の背景

 3年間にわたる新入社員の基本的な育成期間の総括をお考えのタイミングで、戦略的にキャリアを考える体験ができるという点に面白味を感じていただき、キャリアストームを採用いただきました。提案当初は、ゲームで学ぶという点に難色を示された場面もありましたが、体験的な学びができることに加え、若い世代には馴染みそうだとご理解いただくことができました。
キャリアストームベーシックセミナー(体験会)にご参加くださった方からの後押しも決め手となりました。

2.キャリアストームのカリキュラム

 提供先企業様では、入社後の基本的な人材育成期間を3年間と位置付けておられるため、その総括と今後のビジョンを明確にすることをねらいとしてカリキュラム設計をしました。
キャリアストームをベースに、Willの明確化には価値観分析を、Canの明確化には社会人基礎力の発揮度分析を加えて、研修内容を充実させました。

プログラム

[講 義] 社会人基礎力とキャリア
[講 義] キャリアストームの意義とルール説明
[ゲーム] 練習、キャリアストーム1~4期
[ワーク] 中間の振り返り
[ゲーム] キャリアストーム5~6期
[ワーク] 結果発表、振り返り、キャリアストーリー
[講 義] キャリアデザインに関するレクチャー
[ワーク] Canの明確化(社会人基礎力の発揮度分析)
[ワーク]  Willの明確化(価値観分析)
[ワーク] これからチャレンジしたいこと

3.研修風景

 開始早々は、ルールが少し難解と感じた方もいたようでしたが、次第に慣れ、楽しくプレイする中で様々な人生模様が見られました。
ゲームでは、開始早々、プレイヤー全員がひとつの業界に集中し、大混戦となりました。競争の結果、別業界への就職を余儀なくされた方の方が、どこに投資し何を伸ばすべきかを明確に検討されるようになって、結果的に最も望み通りの人生を生き抜いたということがありました。一方、せっかく競争に勝ったのだからと同じ業界にいることを選んだ方のほうが、倒産や給与半減に対応できず、環境に振り回されながら生き、悔やむことになった方もいたようです。
 また、ピンチをうまく乗りこなす参加者のプレイも印象的でした。若い頃に無茶をして以来、最後まで病気という人生を生きた方もいました。時短勤務しかできない分、それでも充分な収入が得られる勢いのある業界を意識してエントリーする工夫をされていました。ほかには、倒産とストームカードの影響で半ば強制的に起業にチャレンジした方は、サイコロに助けられたと言いつつ、ルールのページを誰よりも熱心に見分しながら効果的にゲームを進め、経済的には最も豊かな生活を勝ち取ったという人生を歩みました。
計画的な人生設計と努力と工夫で、4期あたりから、応募得点がぶっちぎりに高い方が現れ、なんでそんなことができるのか!?とどよめきが起こる場面もあり、現実さながらの多様な生き方を垣間見ることができました。

キャリアストームを体験したい方 ベーシックセミナー

4.研修の効果

『キャリアストームで学ぶ人生設計のプロセスは、お客様への貢献度を高めるプロセス』という認識の醸成

 提供先企業様は、人々の人生にかかわるサービスを提供されているので、キャリアストームで学ぶ人生設計のプロセスは、お客様への貢献度を高めるプロセスでもあると認識いただけたのが何よりでした。また、自身のこれまでの人生を振り返ったり、これからの目標を新たにしたりする良い機会になったようです。なんとなく生きていくのではなく、意識的に自身の人生について考え、取り組むことの大切さを実感いただけました。

これまでの自分がいかに挑戦を恐れて損な結果に繋がったかというのを、今回の研修で自覚させられました。

今後は視野をもっと広げながら、自分の弱みを成長させて、どんな環境でも生き残れる人材になりたいと思います。

将来を考えるというのは怖いことだという印象が強かった(今もそう感じる)が、何も考えないことの方がより恐ろしいとも思った。

自分がどう生きたら満足か、しっかり考えようと思う。

価値観を明確に言語化できると、気持ちがいい。

同期と価値観を共有できて、一層仲間意識が深まった。

ベーシックセミナーでは、気軽にキャリアストームを体験していただけます。研修実施の効果や、カリキュラム構成の柔軟性などをご確認・ご体感いただけますので、研修をお探しの方や、導入をお考えの方は、まずはベーシックセミナーへのご参加をご検討ください。